【#4】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| リーチ・ツモ・ロン
こんにちは。はなまると申します。
今回の#4では今までの#1~#3までの知識さえあれば使える役「リーチ」と
アガリの形をアガリにするために必要な「ツモ・ロン」に関して覚えていきましょう!
あと、プラスワンの知識として「フリテン」も記載しております!
今回の記事の目的は「リーチ・ツモ・ロンを覚えよう!」です。
今後の説明のための省略一覧
今後は文字で牌を表す際に、文字数を減らす目的で以下のように省略させて頂きます。
- マンズ:アルファベットの「m」で表示。イーワンなら1m
- ピンズ:アルファベットの「p」で表示。サンピンなら3p
- ソーズ:アルファベットの「s」で表示。チーソウなら7s
- 字牌:各牌の文字で表示。それぞれ東南西北白發中。
- 数牌のうち、同じ種類で複数の牌を表すときは「-」を使用。
(例:1mと4mなら1-4m、2sと5sと8sなら2-5-8sといった感じです。)
役とは
これまでのパートで牌の区別・アガリの形の作り方・待ちの確認を行ってきました。
しかし、麻雀では「役」というものが最低1つないとアガれません!
「役」とは、ルールによって決められたアガリまでの制限や条件のことです。
ポーカーを例に例えると、ツーペアやスリーカード・フルハウスやフラッシュなどがあげられます。
それと同じように制限が厳しいものほど強い役になります。麻雀では強い役=点数の高い役になります。
麻雀は3~4人の中でアガリまでの速さを競いながら役を考え、持ち点を奪い合う頭脳スポーツです。
では、最も簡単な役「リーチ」について説明していきます。*1
リーチとは
リーチとは、「私はテンパイしています!」と他の人に宣言することで付く役です。
えっ、それだけ?と思うかもしれませんがこれだけです。(勿論嘘はダメですよ!)
正確には、リーチの時に1000点を場に出します。チップみたいなものですね。
手順は以下の通りです。
- 自分の手牌がテンパイの形になる(天鳳では上記画像のように「リーチ」と出ます)
- リーチを宣言し、いらない牌を切るときに横向きにして切る。
- 自分の持ち点から1000点を出し、場に出す。
一連の動作としてみたい方はgyazoのgif形式のURLを掲載しておりますので、そちらでご確認ください。
https://gyazo.com/fd03d65188e66e89730b96b7f9e75e90
リーチと宣言⇒いらない牌を切る⇒●のついた棒(1000点棒)が画面上に出てる
となっていると思います。
初心者の方にリーチを薦める理由
私は、麻雀を覚えたい!という方にまずリーチをお薦めしています。
理由は以下のとおりです。
- どんな手牌になっていても、リーチが出来ればあがれる状態になるから。
- 「リーチ」は役の中で最も簡単で、最もよく使い、最も印象に残る役だから。
- ポン・チー・ダイミンカンなどの「鳴き(なき)」を使わずにできる役だから。
- 「リーチ」を使って上がった場合、他の役があればそれを覚えるきっかけにできるから。
※このブログでは「鳴き=他の人の捨て牌を使って1メンツ作ること」とします。
そのため、暗カンは鳴きに含めずに「暗カン」という特殊なものとして扱います。
この鳴きと暗カンについては今後のパートで詳しく説明します。
リーチの注意点
しかしリーチも役の1つなので、リーチをかけるときにも条件があります。
それは、自分の力だけで手牌をテンパイの形にすることです。
つまり、リーチをかけるには鳴きを使ってはいけないということです。
この鳴きを使っていない状態のことを門前(メンゼン)といいます。
なぜならば「鳴き=他の人の捨て牌を使って1メンツ作ること」だからです。
2種類のアガリ方
麻雀のアガリ方は2種類あります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ツモ(ツモあがり)
自分でアガリ牌をツモってきてアガることを「ツモ」といいます。
ツモであがった場合、自分の手牌の点数を他の3人から決められた配分で受け取ります。
ロン(出あがりとも言います)
他の人が捨てた牌であがることを「ロン」といいます。
ロンであがった場合、自分の手牌の点数をアガリ牌を切った1人だけから受け取ります。
要は、リーチをガンガンかけてロンかツモでアガリまくればOKです!
フリテン(プラスワンの知識。少し難しめですが覚えるとお得です!)
しかし、1つだけ気を付けなければならない点があります。
それは「フリテン」というものが存在します。
フリテンとは一度いらないといった牌ではロンで上がることができないというルールです。
一般的には1つでもフリテンとなる牌があるとほかの牌もすべてフリテン扱いになります。
細かく具体的に書くと次の場合、アガリ牌全てがフリテンになります。
- 自分の河(かわ:捨てた牌の一覧のこと)に自分のアガリ牌が1つでもある場合
- リーチをかけている際、アガリ牌が捨てられるorツモってくるが上がらなかった場合
- 自分のツモ番が回ってくるまでに1人目の切った牌で上がらずに2人目にあがり牌を切られた場合
ネット麻雀では「フリテン」という文字が出る安心設計になっています。
フリテンと出ていたらロンアガリできない、と覚えましょう。*2
リーチ・ツモ・ロンのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回のまとめになります。
- リーチとはほかの人にテンパイ宣言をすることで付く役のこと。
- 役とは、ルールによって決められた制限や条件のこと。難しいほど高得点。
- リーチは門前(メンゼン)じゃないと出来ない!リーチするなら鳴いちゃだめ!
- アガリ牌を持ってきたら「ツモ」、他の人から切られたら「ロン」
- フリテンのときには全てのアガリ牌で「ロン」を使うことができない。
今回は少し長くなってしまいました。
しかし、ここまでの内容をおさえることができれば麻雀で遊ぶことができます!
以前のパートでも書きましたが、麻雀にはまだまだ多くの大事なポイントがあります。
そのため現状は「勝つためではなく、覚えるための麻雀を打っている」という意識をもって遊びましょう!
運よく勝てることもあると思いますが、現状では鳴きも役も降りも伝えていないのでかなり勝ちづらいと思います。
次回予告
これまでの4つのパートは「最低限麻雀を遊ぶために必要な知識」をお伝えしてきました。
次回#5からはより麻雀のルールや細かい点について勉強していきましょう!
次回タイトルは【親と子】についてです。
最後に
このブログを読んで参考になったよ!という方は知り合いに薦めて頂けると嬉しいです。わからなかった点はコメントで質問してください。
おほめの言葉をいただけたり、多くの方に見て頂ければこのブログを書いてよかった…と実感できて今後の励みになります。
麻雀もブログも精進中ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
麻雀のいろんな待ちの形・待ちを言い分けてほしい理由の説明
こんにちは。はなまると申します。
この記事では初心者講座#3では触れなかった応用編の待ちの形と
待ち牌の形を言い分けてほしい!という私の利己を語るものになります。
拙いかもしれませんが、かなり長くなりますのでよろしくお願いします。
待ちの種類 応用編
待ちの種類(リャンメン待ちの亜種)
アリャンメン待ち(単騎とリャンメンの複合)
アリャンメン待ちとはリャンメン待ちの特殊なケースです。
「ありゃ?」となってるリャンメン待ちと覚えてください。
待ち牌は一緒なのですが、待ち牌の枚数がリャンメン待ちに比べて2枚少ないです。
ノベタン(シュンツと単騎の複合)
ノベタンは単騎待ちが強くなったものです。
アリャンメン待ちと一緒でリャンメン待ちと待ち牌は同じですが枚数が2枚少ないです。
待ちの種類(応用編・ネーミングは私の独断です)
リャンメン+(シュンツとリャンメンの複合)
リャンメン+はもっともよく出る3メンチャン(待ち牌が3種類あるもの)の形です。
ノベタン+(シュンツとノベタンの複合)
ノベタン+はノベタンの強化版です。リャンメン+と同じく3メンチャンです。
待ちの種類(よく出る3メンチャン以上の待ち)
その1:リャンメンと単騎の複合
3メンチャンの複合形です。待ち牌は画像のコメントをご覧ください。
その2:リャンメンとアリャンメンの複合
4メンチャンの複合形です。待ち牌は画像のコメントをご覧ください。
その3:リャンメン+とノベタンの複合
5メンチャンの複合形です。待ち牌は画像のコメントをご覧ください。
待ちの形って色々あるんだな、という風に思ってもらえれば幸いです。
いい呼び方があればいいんですけどね。
同じ待ち牌を言葉で言い分けてほしい!
例として以下の5つの手牌を見てください。
①
②
③
④
⑤
①~⑤は全部「サンピン」待ちですよね。
個人的にはこれらすべてを【言葉で】言い分けてほしいんです。
なぜかというと、見てる人達・聞いてる人達に手牌をイメージしてもらうためです。
上から順に以下のように言い分けられます。
- ペンサンピン
- カンサンピン
- サンピン単騎
- ペンカンサンピン
- カンサンピン単騎
全て言い方が違いますし、使っている形・残っている枚数も違います。
「こまけぇなぁ…」と思うかもしれませんが、個人的には結構大事な部分だと思っています。
牌譜検討や記憶だけで手牌の状態を麻雀仲間と語る際にイメージしてもらいやすいです。
「サンピン」待ち、というだけでもこれだけ多くの種類があるんだな、と思って頂ければ幸いです。
麻雀のいろんな待ちとその言い分けのまとめ
では、今回の内容のまとめです。
- 麻雀の待ち牌の形は13牌が複雑に絡むため、めちゃくちゃおおい。
- 待ちの形を言葉で言い分けられると、伝わりやすいので個人的におすすめ。
専門用語も多くて難しい麻雀ですが、その楽しさに虜になっていきましょう!私もいきます。
ではまた。
【#3】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 待ちを見極めよう
こんにちは。はなまると申します。
今回は#3【待ちを見極めよう】と題して、待ち牌をしっかり見分けられるように学んでいきましょう!
#1と#2の内容を踏まえて説明しておりますので、まだの方はご一読よろしくお願いします。
【#1】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 麻雀牌を区別しよう - はなまるのまったり麻雀ブログ
【#2】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 順子・刻子・対子 - はなまるのまったり麻雀ブログ
手牌13牌がまとまっていて「あと1牌この牌がきたら4メンツ1トイツの形になるのにな…」
という状態のことを「テンパイ」、その時に必要な牌のことを「待ち」「待ち牌」といいます。
実はこの待ち牌、2牌以上になることがよくあります。
そのため、しっかり見極めてテンパイの形をしっかりアガリの形にしましょう!
今回の記事の目的は【待ちの基本形を覚えよう!】です。
これ以降、多くの手牌が出てきます。13牌+1牌の形で出ますので
読者の皆さんは13牌の部分をよく見て覚えて頂ければ幸いです。
※今回も手牌の画像は天鳳(https://tenhou.net/)さんの牌画から作成しております。
待ちの種類(全部で5種類です!)
ペンチャン待ち
ペンチャン待ちはシュンツの123と789でしか出ません。
123の3待ち、789の7待ちのことを「ペンチャン待ち」といいます。
カンチャン待ち
カンチャン待ちはシュンツの真ん中の数字を待つ時のことを言います。
234なら3待ち、567なら6待ち、789なら8待ちとなります。
単騎待ち
単騎待ちは図で見るとわかりやすいですね。その牌がほしいんです。
シャンポン(シャボ)待ち
シャンポン待ちはトイツ2個のうちどちらかがコーツになってくれ!という状態の待ちを言います。
リャンメン待ち
リャンメン待ちは麻雀の待ちの形としては本当によく出ます!
シュンツを完成させるうえで、待ち牌の選択肢が2つあるものを言います。
待ち牌の枚数の多さでペンチャン・カンチャン・単騎・シャンポンに大きく勝ります。
初めての方からプロの方まで本当にお世話になる形なので大事にしましょう!
他にもたくさんの待ちのよびかた・複雑になった待ちなどがありますが、それは割愛します。
詳しくは↓こちらにて↓
麻雀のいろんな待ちの形・待ちを言い分けてほしい理由の説明 - はなまるのまったり麻雀ブログ
これらの形から応用されてより複雑な形の待ちもありますので、一歩ずつ覚えていきましょう。
待ちの名称を覚えると知り合いの麻雀好きな方や一緒に遊んだ方と感想を語り合う際に役立ちますよ!
待ちの形のまとめ
今回の5つの待ちの形をおさらいしましょう。
- ペンチャン待ちは123の3待ちと789の7待ちのこと
- カンチャン待ちはシュンツの真ん中の数字を待つときのこと
- 単騎待ちはその牌がほしい!状態のこと。図を見て覚えよう!
- シャンポン待ちは2つのトイツのうちどちらかをコーツにする待ちのこと
- リャンメン待ちはシュンツを作るうえで待ちが2つあるもののこと
これらの形は待ちの中での基本形になります。しっかりおさえておきましょう!
次回予告
次回#4は、今までの#1~#3の全ての知識と#4の知識があれば実際に麻雀を遊べる!という内容になります。
タイトルは「リーチ・ツモ・ロン」です。
#4までの内容を見て頂いて、遊びながら覚えるのもOKです。
しかしこの段階では麻雀で勝つ、というよりも麻雀というゲームを覚える段階ですので負けることのほうが圧倒的に多いです。
なぜなら後々で説明しますが、鳴き(ポン・チー・カン)・降りなどに関して一切説明していないからです。
そのため、このブログを見て頂いて麻雀を覚えたい皆さんには
今の段階は【勝つための麻雀ではなく、覚えるための麻雀をやっている】という認識でお願いします。
最後に
このブログを読んで参考になったよ!という方は知り合いに薦めて頂けると嬉しいです。わからなかった点はコメントで質問してください。
おほめの言葉をいただけたり、多くの方に見て頂ければこのブログを書いてよかった…と実感できて今後の励みになります。
麻雀もブログも精進中ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
【#2】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 順子・刻子・対子
こんにちは。はなまると申します。
今回は#2【順子(シュンツ)・刻子(コーツ)・対子(トイツ)】について学んでいきましょう!
パッと見、難しそうなタイトルを書いてますが安心してください!内容は簡単です!
前回の#1の内容が理解できている(牌を区別できる)前提でお話を進めていきます。
「数牌」と「字牌」をしっかり区別できているとよりスムーズに今回の話を理解できると思います。
まだご覧になっていない方や牌の区別が怪しい方は
【#1】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 麻雀牌を区別しよう - はなまるのまったり麻雀ブログ
から学んでみてください。
今回の記事の目的は【麻雀を遊ぶ上で最も基本な手牌三要素を覚えよう!】です。
※今回から1個1個の牌の牌画は麻雀王国さん(https://mj-king.net/)の麻雀素材から拝借しており、手牌の牌画は天鳳(https://tenhou.net/)さんの牌画から作成しております。
麻雀の手牌の構成
麻雀では自分の手札のことを手牌(てはい)といいます。
手牌は初め13牌の状態で、順番に各プレイヤーが山から1牌持ってきていらない牌を1牌捨てるという動作を繰り返します。(山から1牌持ってくることを「ツモる」といい、手牌から1牌捨てることを「切る」といいます。)
では、そのゲームで勝つ=アガるには手牌をどのような形にすればよいのでしょう?
麻雀ではメンツ(シュンツまたはコーツのこと)を4つとトイツ1つを4人の中で一番早く作った人が勝ちです。
メンツは3牌1組、トイツは2牌1組でアガリに必要な牌は合計14牌です。
そのため、13牌持っている手牌にツモってきた牌かほかの人が切った牌のどちらかを合わせて14牌にするのです。
では具体的にシュンツ・コーツ・トイツとはどのようなものか見ていきましょう。
シュンツとは
シュンツ(順子)とは、数字が順番に並んだ3牌1組のものを指します。
シュンツ
そうです。シュンツは数字が関連したメンツなのです。
そのためシュンツは「数牌」だけでしか作ることが出来ません!
トランプの「大富豪(大貧民)」の「階段」(♥6♥7♥8で出す)で出すイメージです。
よくある間違いの例を3つほど書き記しながら、細かく説明していきます。
①3牌ともマンズかピンズかソーズで合わせる
よい例
悪い例
悪い例は数字は順番になっていますが牌の種類が揃っていないためシュンツではありません。
②数字の小さい順番に3牌1組で作り、数字を飛ばしてはいけない。
よい例
悪い例1
悪い例2
悪い例1のような数字をループさせたり、悪い例2のように数字を飛ばしてはいけません。
③字牌はシュンツにできない
良い例
悪い例1
悪い例2
シュンツは数字の順番で作るメンツです。
そのため、字牌(=数牌ではない牌)ではシュンツは作れません。
では、字牌はどのような形を作ればメンツになるのでしょう?
それは次の項目である「コーツ」をつくればよいのです。
コーツとは
コーツ(刻子)とは、同じ牌を3牌集めるとできるメンツです。
コーツ
コーツは数牌・字牌どちらでも作ることができます。
ポーカーで言うところのスリーカードの状態ですね。
トイツとは
トイツ(対子)*1とは、同じ牌を2牌集めるとできるものです。
トイツ
トイツは全てのあがりの形に必要なものですのでおさえておきましょう。
手牌を作るオススメの方法
手牌を構成する4つのメンツと1つのトイツを作る練習をしたい!という人必見です!
麻雀サイトで有名な「天鳳」さんのFlash版の「練習問題」を活用しましょう!
画像のように画面が出て来たら「メニュー」⇒「ミニゲーム」⇒「練習問題」と進めましょう。
画像は「練習問題」を押した後に「MENU」を押した後の画面になります。
この画面で「NoLimit」を選択してから進めてみましょう
(牌を切るまでの時間制限はあるのでそこは気をつけましょう)
上の数字は以下のようになっています。全て「リーチ」ボタンを押せば1区切りになります。
- 5・・・手牌は4牌で1メンツ1トイツを作ればOK
- 8・・・手牌は7牌で2メンツ1トイツを作ればOK
- 11・・・手牌は10牌で3メンツ1トイツを作ればOK
- 14・・・手牌は13牌で4メンツ1トイツを作ればOK
シュンツ・コーツ・トイツのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回のおさらいです。
この形をみてどれがシュンツ・コーツ・トイツか理解できているか復習してみてください。
- 麻雀では自分の手札のことを手牌という。アガリに必要な牌は14牌。
- 14牌の構成は3牌1組のメンツ4つと2牌1組のトイツ1つ。*2
- シュンツは数字が小さい順に並んだ同じ種類の3牌を1組としたもの。
- コーツは同じ牌を3牌1組としたもの。
- トイツは同じ牌を2牌1組としたもの。アガリの形では必ず出てくる。
これらの形をしっかり覚えられれば、麻雀を遊ぶまでの道のりとしてはゴールまで大きく近づきます!
是非、頑張って覚えてみてください!
次回予告
次回#3では【待ちを見極めよう!】と題して書き記していきます。
手牌は基本13牌で進めるため「あの牌が来ればアガリなのにな…」となることがあります。
この「あと1牌でアガリの形になる」状態のことを「テンパる」「張っている」等と表現します。
※実は、慌てふためく「テンパる」という言葉もこの麻雀用語から来ています。
他にも合コンなどで「メンツ」という言葉を使っている人は麻雀好きかもしれません。
このテンパっている状態でほしい牌のことを「待ち牌」といいます。
次回はこの「待ち牌」に関することを一緒に覚えていきましょう。
最後に
このブログを読んで参考になったよ!という方は知り合いに薦めて頂けると嬉しいです。わからなかった点はコメントで質問してください。
おほめの言葉をいただけたり、多くの方に見て頂ければこのブログを書いてよかった…と実感できて今後の励みになります。
麻雀もブログも精進中ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
【#1】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 麻雀牌を区別しよう
皆さんはじめまして。はなまると申します。
今回は麻雀を覚えたい!という方に向けた初心者講座を行っていこうと思います。
いくつかのパートにわたって書いていく予定です。
初めてのブログですので拙い点はあると思いますが、温かい目で見てもらえれば幸いです。
この記事での目的は【麻雀牌を目と言葉で区別できるようになろう】です。
なぜ麻雀牌を区別できるとよいのか
それは、麻雀というゲームを遊ぶための根幹となる知識だからです。
有名なカードゲームのトランプを例にしてみましょう。
トランプをご存知の方であれば♠や♥や♦や♣の4つのマークは見分けられるでしょうし、言い分けられると思います。
また、これらのマークと数字を合わせたカードがどのような絵柄かも想像できると思います。
トランプ1枚1枚のカードが区別できれば、ババ抜きや七並べ・大富豪などといったゲームのルールを覚えさえすれば遊ぶことができますよね。
麻雀でも同じように麻雀牌の区別ができることが一番の基礎になる、ということです。
では、具体的に説明をしていきます。
麻雀牌を見分けよう(牌の種類)
麻雀牌には大きく分けて「数字の牌」3種類と「字牌」2種類の合計5種類があります。*1
※他にも麻雀牌を区分けした呼び方はありますが、ここでは名称のみで割愛します。
今後説明予定ですのでその時までお待ちください。改めて詳しく説明させて頂きます。
(幺九牌(ヤオチュウハイ)・中張牌(チュンチャンパイ)・老頭牌(ロウトウハイ)などなど…)
数字の牌
数字の牌(これ以降、数牌と表記します。)は以下の「萬子(マンズ・ワンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)」を指します。
萬子(マンズ・ワンズ)・・・漢数字+万の旧字体「萬」で表されます。
筒子(ピンズ)・・・まるい模様の数で表されます。
索子(ソーズ)・・・竹の本数で表されます。一番左の鳥のような牌はソーズの1です。
3種類とも数字を表している牌ですので数牌といいます。3種類とも左から順に1~9を表しています。
※萬子に関してはマンズ・ワンズどちらの読み方でも構いません。
時間を表す単位「分」の読み方を例としましょう。
皆さん、1分~10分まで声に出して言ってみてください。もしくは頭の中で読み方を思い浮かべても構いません。
いかがでしょう?同じ「分」という文字を使っているのに「いっぷん」や「にふん」と読み方が異なっていると思います。それと同じです。
要は、萬子はマンズでもワンズでもどちらも大差ないので言いやすい方でOK!ということです。どちらで言ってもらっても伝わります。
字牌(じはい)
字牌は数牌(萬子・筒子・索子)ではない牌のことを指します。*2
字牌を細かく分けると2種類に分類されます。
東・南・西・北の牌を「風牌(かぜはい)」、残り3つの牌のことを「三元牌(さんげんはい)」といいます。
この2つの呼び方は今後使うので、あわせて覚えてください。
これら5種類あわせて34個の牌を各4牌ずつ、計136牌で遊ぶのが麻雀というゲームです。
麻雀牌を言い分けよう(牌の読み方)
麻雀牌にはそれぞれの牌の読み方、というものがあります。基本は中国語読みです。
声に出した際に、短い言葉で伝わりやすくするために以下の読み方で浸透しています。
ここはとても大事なポイントです。
麻雀に興味をもってくださった方、プロの方の対局放送などをご覧になってみてください。
実況の方や解説の方の牌の読み方は基本的にこの読み方になっていると思います。*3
数牌の読み方
数牌は数字+牌の種類で読みます。4文字程度で言いやすい表現になっています。
まず、数字の読み方ですが
- イー
- リャン
- サン
- スー
- ウー
- ロー
- チー
- パー
- キュー
と読みます。中国語の1~9の読み方とほとんど同じです。復唱して覚えましょう。
次に牌の種類ですが
- マンズ⇒マン または ワンズ⇒ワン
- ピンズ⇒ピン
- ソーズ⇒ソー
と読みます。この2種類の読み方を組み合わせて数牌を読みます。
つまり、以下のような読み方になります。(牌画の下に読み仮名を振っています)
マンズ(イーワンでもイーマンでも言いやすい方でOKです。)
イーワン リャンワン サンワン
スーワン ウーワン ローワン
チーワン パーワン キューワン
ピンズ
イーピン リャンピン サンピン
スーピン ウーピン ローピン
チーピン パーピン キューピン
ソーズ(人によっては「リャンソー」のことを「リャンゾー」という人もいます。言いやすい方で構いません。)
イーソー リャンソー サンソー
スーソー ウーソー ローソー
チーソー パーソー キューソー
字牌の読み方
字牌の読み方は丸暗記してください。これも中国語の読み方です。
風牌の読み方(順番も大事なので、この順番で覚えてください。)
トン ナン シャー ペー
三元牌の読み方(順番も大事なので、この順番で覚えてください)
ハク ハツ チュン
となります。
麻雀牌を区別するためのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回の内容をまとめると
- 麻雀牌は「数字の牌(=数牌)」が3種類と「字牌」が2種類ある。
- 他の人に伝えやすくするために牌の読み方がある。
- 数牌の読み方は「数字の読み方+牌の種類の読み方」
- 字牌の読み方は「風牌」と「三元牌」もあわせて丸暗記しよう!
となっています。
麻雀は専門用語もたくさん出てくるため、覚えることが多いと思います。
新しいことを覚える、新しい知識を身につけているんだという感覚で気軽に楽しく覚えて頂ければ幸いです。
この内容を読んで頂いて、疑問に思ったことや質問などはお気軽にコメントしてみてください。
このブログが読者の皆さんの麻雀導入の手助けになれば幸いです。
次回予告
次回#2からは実際に麻雀というゲームを遊ぶ際に必要な知識になります。
次回では麻雀のあがりの形に必要な「順子・刻子・対子」と題して書き記していこうと思います。
麻雀は3人ないしは4人で遊ぶゲームですが、数回のゲームを経て勝敗が決まるものです。
ババ抜きでは手札を0枚にすれば勝ちですよね?それと同じように勝ち=アガリに必要な条件を次回は説明していきます!
最後に
このブログを読んで参考になったよ!という方は知り合いに薦めて頂けると嬉しいです。わからなかった点はコメントで質問してください。
おほめの言葉をいただけたり、多くの方に見て頂ければこのブログを書いてよかった…と実感できて今後の励みになります。
麻雀もブログも精進中ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
【#2】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 順子・刻子・対子 - はなまるのまったり麻雀ブログ
*1:牌画は麻雀王国さん(https://mj-king.net/)の麻雀素材から拝借しました。
素材のリンクはこちらから→https://mj-king.net/sozai/
「春・夏・秋・冬」を表す「季節牌」、「梅・蘭・菊・竹」を表す「花牌」などが含まれます。
しかしネット麻雀ではもちろん、フリー雀荘でも採用しているところはほとんどありません。
また、説明の関係上今後も当ブログでは「字牌」=「数牌ではない牌」として説明させて頂きます。
*3:基本的にと記した理由の説明です。
「声に出した際に、短い言葉で伝わりやすくために」という点が大事ですので、例として「マンズ全部」や「ピンズの2~8」などのように言うケースが稀にあります。