【#1】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 麻雀牌を区別しよう
皆さんはじめまして。はなまると申します。
今回は麻雀を覚えたい!という方に向けた初心者講座を行っていこうと思います。
いくつかのパートにわたって書いていく予定です。
初めてのブログですので拙い点はあると思いますが、温かい目で見てもらえれば幸いです。
この記事での目的は【麻雀牌を目と言葉で区別できるようになろう】です。
なぜ麻雀牌を区別できるとよいのか
それは、麻雀というゲームを遊ぶための根幹となる知識だからです。
有名なカードゲームのトランプを例にしてみましょう。
トランプをご存知の方であれば♠や♥や♦や♣の4つのマークは見分けられるでしょうし、言い分けられると思います。
また、これらのマークと数字を合わせたカードがどのような絵柄かも想像できると思います。
トランプ1枚1枚のカードが区別できれば、ババ抜きや七並べ・大富豪などといったゲームのルールを覚えさえすれば遊ぶことができますよね。
麻雀でも同じように麻雀牌の区別ができることが一番の基礎になる、ということです。
では、具体的に説明をしていきます。
麻雀牌を見分けよう(牌の種類)
麻雀牌には大きく分けて「数字の牌」3種類と「字牌」2種類の合計5種類があります。*1
※他にも麻雀牌を区分けした呼び方はありますが、ここでは名称のみで割愛します。
今後説明予定ですのでその時までお待ちください。改めて詳しく説明させて頂きます。
(幺九牌(ヤオチュウハイ)・中張牌(チュンチャンパイ)・老頭牌(ロウトウハイ)などなど…)
数字の牌
数字の牌(これ以降、数牌と表記します。)は以下の「萬子(マンズ・ワンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)」を指します。
萬子(マンズ・ワンズ)・・・漢数字+万の旧字体「萬」で表されます。
筒子(ピンズ)・・・まるい模様の数で表されます。
索子(ソーズ)・・・竹の本数で表されます。一番左の鳥のような牌はソーズの1です。
3種類とも数字を表している牌ですので数牌といいます。3種類とも左から順に1~9を表しています。
※萬子に関してはマンズ・ワンズどちらの読み方でも構いません。
時間を表す単位「分」の読み方を例としましょう。
皆さん、1分~10分まで声に出して言ってみてください。もしくは頭の中で読み方を思い浮かべても構いません。
いかがでしょう?同じ「分」という文字を使っているのに「いっぷん」や「にふん」と読み方が異なっていると思います。それと同じです。
要は、萬子はマンズでもワンズでもどちらも大差ないので言いやすい方でOK!ということです。どちらで言ってもらっても伝わります。
字牌(じはい)
字牌は数牌(萬子・筒子・索子)ではない牌のことを指します。*2
字牌を細かく分けると2種類に分類されます。
東・南・西・北の牌を「風牌(かぜはい)」、残り3つの牌のことを「三元牌(さんげんはい)」といいます。
この2つの呼び方は今後使うので、あわせて覚えてください。
これら5種類あわせて34個の牌を各4牌ずつ、計136牌で遊ぶのが麻雀というゲームです。
麻雀牌を言い分けよう(牌の読み方)
麻雀牌にはそれぞれの牌の読み方、というものがあります。基本は中国語読みです。
声に出した際に、短い言葉で伝わりやすくするために以下の読み方で浸透しています。
ここはとても大事なポイントです。
麻雀に興味をもってくださった方、プロの方の対局放送などをご覧になってみてください。
実況の方や解説の方の牌の読み方は基本的にこの読み方になっていると思います。*3
数牌の読み方
数牌は数字+牌の種類で読みます。4文字程度で言いやすい表現になっています。
まず、数字の読み方ですが
- イー
- リャン
- サン
- スー
- ウー
- ロー
- チー
- パー
- キュー
と読みます。中国語の1~9の読み方とほとんど同じです。復唱して覚えましょう。
次に牌の種類ですが
- マンズ⇒マン または ワンズ⇒ワン
- ピンズ⇒ピン
- ソーズ⇒ソー
と読みます。この2種類の読み方を組み合わせて数牌を読みます。
つまり、以下のような読み方になります。(牌画の下に読み仮名を振っています)
マンズ(イーワンでもイーマンでも言いやすい方でOKです。)
イーワン リャンワン サンワン
スーワン ウーワン ローワン
チーワン パーワン キューワン
ピンズ
イーピン リャンピン サンピン
スーピン ウーピン ローピン
チーピン パーピン キューピン
ソーズ(人によっては「リャンソー」のことを「リャンゾー」という人もいます。言いやすい方で構いません。)
イーソー リャンソー サンソー
スーソー ウーソー ローソー
チーソー パーソー キューソー
字牌の読み方
字牌の読み方は丸暗記してください。これも中国語の読み方です。
風牌の読み方(順番も大事なので、この順番で覚えてください。)
トン ナン シャー ペー
三元牌の読み方(順番も大事なので、この順番で覚えてください)
ハク ハツ チュン
となります。
麻雀牌を区別するためのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回の内容をまとめると
- 麻雀牌は「数字の牌(=数牌)」が3種類と「字牌」が2種類ある。
- 他の人に伝えやすくするために牌の読み方がある。
- 数牌の読み方は「数字の読み方+牌の種類の読み方」
- 字牌の読み方は「風牌」と「三元牌」もあわせて丸暗記しよう!
となっています。
麻雀は専門用語もたくさん出てくるため、覚えることが多いと思います。
新しいことを覚える、新しい知識を身につけているんだという感覚で気軽に楽しく覚えて頂ければ幸いです。
この内容を読んで頂いて、疑問に思ったことや質問などはお気軽にコメントしてみてください。
このブログが読者の皆さんの麻雀導入の手助けになれば幸いです。
次回予告
次回#2からは実際に麻雀というゲームを遊ぶ際に必要な知識になります。
次回では麻雀のあがりの形に必要な「順子・刻子・対子」と題して書き記していこうと思います。
麻雀は3人ないしは4人で遊ぶゲームですが、数回のゲームを経て勝敗が決まるものです。
ババ抜きでは手札を0枚にすれば勝ちですよね?それと同じように勝ち=アガリに必要な条件を次回は説明していきます!
最後に
このブログを読んで参考になったよ!という方は知り合いに薦めて頂けると嬉しいです。わからなかった点はコメントで質問してください。
おほめの言葉をいただけたり、多くの方に見て頂ければこのブログを書いてよかった…と実感できて今後の励みになります。
麻雀もブログも精進中ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします!
ではまた次回!
【#2】麻雀を覚えたい人向けの初心者講座| 順子・刻子・対子 - はなまるのまったり麻雀ブログ
*1:牌画は麻雀王国さん(https://mj-king.net/)の麻雀素材から拝借しました。
素材のリンクはこちらから→https://mj-king.net/sozai/
「春・夏・秋・冬」を表す「季節牌」、「梅・蘭・菊・竹」を表す「花牌」などが含まれます。
しかしネット麻雀ではもちろん、フリー雀荘でも採用しているところはほとんどありません。
また、説明の関係上今後も当ブログでは「字牌」=「数牌ではない牌」として説明させて頂きます。
*3:基本的にと記した理由の説明です。
「声に出した際に、短い言葉で伝わりやすくために」という点が大事ですので、例として「マンズ全部」や「ピンズの2~8」などのように言うケースが稀にあります。